残業80時間の働かないおじさんの苦しみ

うつ病再発防止に向けたサラリーマン生活
概要

 うつ病の罹患等により、出世コースから脱落し、働かないおじさんと化した私(30代後半)

いわゆる、前向きな企画業務等はなく、データ整理等の下働きばかり。

サラリーマンは気楽でいいもんだと思いきや、ほぼ毎月80時間程度の残業。

 ネットサーフィン等をしているイメージの強い「働かないおじさん」。

 「働かないおじさん」も苦しんでいるんだよということを知って欲しくて

雑記を記しました。

働かないおじさんとは

 ここ数年、よく軽蔑を交えた口調でよく耳にする「働かないおじさん」。

 出世コースから外れ、でもプライドは高く、仕事・業務をしない割に、

年功序列により、働きぶりに対し高級を取っている中高年社員へ向けられる言葉。

私も働かないおじさんが嫌いだった

 私も働かないおじさんは若い頃は大嫌いでした。

若手が行う雑用もせず、とはいえ出世コースのラインのっている管理職のように

責任感(休日出勤もいとわない)もなく、ほぼ定時に来て、定時に帰るおじさん達。

 飲み会の店も探さず、幹事の若手が選んだ店を「タバコ吸えないのかよ、気が利かないな」等

と文句を言うおじさん達。

 そんなおじさんを私は軽蔑しており、あんな風にはなりたくないよなと

若手同士で言い合っていました。

鬱になり、出世コースから外れ、働かないおじさんへ

 そんな私も鬱病になり、出世コースから外れ、働かないおじさんへ。

同期、後輩が管理職になるなか、私は、係長のままステイ。

 たしかにメンタルが弱い人間を「責任を取らないといけない」管理職にさせられない

といった人事部の論理は悔しくて、悲しいけど正論なのかもしれない。

 パワハラ撲滅、パワハラ禁止と人事部が何度も通達を出し、研修や役員講和等

も頻繁に行われているが、パワハラで有名な人が部長や子会社社長に任命される

のを見ていると、「問題になるパワハラは禁止」というのが人事部の本音なのだろう・・。

(鬱病になった経緯はこちら)

期待もされず、新しい部署へ

 人事異動もあり、同期が管理職になるタイミングで新しい部署へ。

新しい部署では「総務係長」というよくわからない役職を受領。

 人事部の恩情で「総務係長」と「係長」と役職はつけてもらったものの、

当然、部下はなし、上司は総務課長。実質は雑用係。

 他の部のカウンターパートナーは、新人や2年目、せいぜい5年目の若手たち。

ちなみに、前任者は、仕事をしなさ過ぎて配置換え(引継ぎなし)、その前は5年目の

若手社員でしたが、鬱病にて配置転換。

(参考)働かないおじさんになる人の特徴

働かないおじさんが任命された「総務係長」とは何をしているのか。

 前任者は、働かないおじさんを極め、さらに左遷へ。

その前任者はやる気ある若手社員ながら鬱病へ。

正式な引継ぎもなく、そのような情報のみ知らされ、不安を抱えながら着任。

主な仕事は以下の通り

1 雑用(システム対応、送別会等)

2 データ整備

3 予算管理

4 誰もしたがらない仕事の対応

働かないおじさんの悲哀(特に1)はこんな感じです。

毎月60時間~80時間の残業の日々

 働かないおじさんの仕事。一つ一つはどれも大したことはなく、

何の成長にも寄与しない雑用。

 他の部では若手が数人でやっていることを一人でやっているため、

何も問題が発生しない場合でもだいたい月50時間程度の残業。

 悲しいことにどれも雑用なので、他の部のカウンターパートナーの若手は1年経つ

とご卒業され、また新人や若手が配属される。

 私はずっと立場は変わらず。

私は会社からはもう期待されていないのだなぁと改めて認識させられる儀式。

問題が勃発するとゴミ箱にゴミを投げ入れるように私のところに仕事が飛んでくるので、

80時間弱の残業(80時間を超えそうになると怒られる)。

1 過去のデータの取得方法が間違っていたことが判明

→過去のデータの取得方法が間違っていたことを発見。

 過去3か年のデータを取得しなおし、エクセル等で休日出勤してデータ整備。

エクセルのマクロの知識と関数の知識がついたと慰めよう。。

2 予算が足りない

→役員の発言により、新しい施策。予算が足りない。

 経理部と予算の折衝。怒られ、嫌味を言われながらなんとか予算を獲得。

→新しい施策の実現・企画には携われず。

3 どの課もやりたがらない仕事(過去のミス)の対応

→一生懸命、鎮火活動。新しい事をやったわけではないので評価はなし。

前向きな残業と後ろ向きな残業の違い(人間は希望がないと生きていけない)

 今まででも月80時間の残業を数か月続けたことはありました。

その時は、子会社の経営改善がミッションであり、当時の課長と徹夜が続いた日々。

子会社の社長・専務は改善の方向性に概ね了解してくれていたのですが、部長クラスが

親会社の課長(当時の私の上司)、主任(当時の私)に経営改善計画を策定されるのが、

相当癪に障ったようで、改善会議で色々抵抗を受けていました。

 経営支援ということで当社からも予算を出すことは決定していたのですが、当該支援金の

税務処理、経理部からの査定(本当に必要なのか、その支援によりどのような改善が見込まれるのか)

対応も課長と私でなんとか対応。

 子会社の本部だけでなく、子会社の営業所にも全部足を運び、営業所長や所員から

目の敵にされるか、本社の偉いさんが来たからと丁寧に扱われながらも

大事な本音を引き出せない日々。

 あの時は終電どころか金曜日は始発で帰るような日々。

苦しかったし、逃げ出したかったが、「自分が成長している」、「いずれは理解される」、

そして「自分自身は有意義な仕事をしている」という気持ちがあり、なんとか乗り切れました。

どんなにしんどくても、希望があれば、体力が持つ前提ではなんとかなると感じます。

 一方、今はどれだけ残業しても、評価もされず、自分自身の成長もなく、

虚しさ・悲しさのみが募る日々。

 残業時間だけを見れば、子会社の経営改善をやっていた時よりも少ないですが、

体力の衰えだけではない理由で毎日が辛く、虚しく、そして悲しい。

転職も考えてみたが・・・。

 転職も考えてみましたが、やはり勇気がない。

転職の35歳限界説の真偽はわかりませんが、単純に勇気がない。

転職した同期・先輩がフェースブックでイキイキとした投稿をしてるのをみると

とても辛い。

ステマみたいになりますが、転職サイトに登録すると心が一時的に穏やかにはなりますね・・。

心を穏やかにするためにやっていること

 そんな悶々とした日々を過ごしながら、心を穏やかにするために

毎日やろうと決めている事。

 ただ、月80時間程度の残業だと、平日は7時に家を出て、帰ってきたら24時くらいなので、

ほぼできません。

 月40時間~50時間くらいだと朝一か帰宅後になんとかできます。

効果があるのかどうかは正直今の現状をみると不明です。

ただ色々な人がお勧めしているやり方なので、一度チャレンジする価値はあると思います。

①瞑想

②自分に「大丈夫」、「どうにかなる」、「大したことない」と100回言い聞かす

③筋トレ(5分)

④読書(15分)

⑤モーニングページ

⑥日記

(モーニングページのやり方)

モーニングページで使用するためのおすすめの文房具

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