このブログを開設するきっかけとなった「かめ（夫）」の
出世競争からの脱落。
同期がどんどん管理職になり、後輩も管理職になっていくなか、
評価制度・人事制度の見直しも行われ、さらに現状のままだと
給料が減額される可能性（but、労働時間は増加）が高くなってきました。
そのため、今後のキャリアについて、web面談でカウンセリングを受けてみました。
きっかけ・背景
出世競争から敗れたサラリーマンである私。
なんとか恥ずかしい思いに我慢しながら、頑張ってきました。
もう昇給・昇格が見込めない事、むしろ今後はジョブ型制度の本格化に伴い
減給の可能性も高くなってきました。
そんななか、今の自分を見直した結果、キャリアコンサルティング（面談）
を受けてみようと思いました。
（今の自分→働かないおじさんと揶揄される日々）
（ストレスチェックで産業医面談を受けた結果）
どんなカウンセリングを受けたのか
具体的なカウンセリング会社は、紹介してくれた人等が見ると
特定されてしまうため、伏せさせてください。（⇒すみません）
転職系のキャリアカウンセリングではなく、産業医面談等の関連で紹介
を受けた「メンタル系」のカウンセリング。
最初は、今の現状を踏まえ、メンタル系のカウンセリングを予約していました。
しかしながら、メンタル面ではストレスチェックではフルストレスでしたが、
キャリアに由来する面が大きいと改めて考えなおしました。
そして、「メンタルのカウンセリング」の中から「キャリア・人生」がメインの
カウンセラーに変更しました。
なお、カウンセラーは精神科医ではない、カウンセラーです。
カウンセリングの流れ・概要
コロナ禍ということもあり、webでのカウンセリング。
まずは自己紹介、悩み等をひとしきりこちらから話します。
それに対してカウンセラーが答えてくれるといった流れ。（べたですね）
カウンセラーは答えを出すことはせず、こちらに問いかけてくれ、
それに回答する中で、自分の考えが改めて整理できるという感じでした。
今後のキャリアについて、ある程度自分の考え・答えがある中で
カウンセリングを受けたので、自分の考えの補強・どうすればいいか、
その他のカウンセリングを受けている人の事例等を聞くことができました。
カウンセラーに答えを出してほしいとか自分の考えがないまま相談したい
というスタンスであれば、また違った流れになったと思います。
カウンセリングを受ける前に準備すべきこと（自分の考えの整理）
①自分の悩んでいる事例・②それに対して自分としての考えと今後どうしたいか
この3つを事前にまとめてからカウンセリングに臨みました。
普段、モーニングページと日記をしていることから、この３つは
それほど時間をかけずに整理することができました。
（モーニングページは考えをまとめるのにお勧めです）
自己肯定感を高めるために始めましたが、自分の考えをまとめる癖がつくので、
お勧め。
具体的に私の整理した内容を述べていきたいと思います。
自分の悩んでいる事例
同期に比べ昇格が遅れている。会社から見捨てられている感じがするが、
その割には残業が多い。
人事制度改革（ジョブ型雇用）で今後の給料等も不安。
会社への不満と今後の給料への不安がある。
悩みに対する自分の考え
今の激務ながら役員等とも接する今の部署で敗者復活に
望みをかけ頑張っていくのか、
環境を変える意味で部署異動の希望や転職も視野にいれるべきか。
カウンセリングを受けつつ改めて認識したこと
カウンセラーは、私の話を聞いて、（ある意味、ベタかつyoutubeや本でも載っているような）
質問を問いかけてくれます。
このやりとりを通じ、自分の考えが改めて明確になりました。
悩んでいる事の精緻化
自らの置かれている立場・会社からの評価に不満はあるものの、
全体的な待遇・職場環境にはそこまで不満はない。
今後の給与に不安はあり、上司との関係にも不満があるものの、
カウンセラーとの会話を通じ、給与・人間関係が一番の悩みではなかったことが
改めて理解できました。
転職はまだ思いとどめよう。
今後の対応をよりよくするための考えの整理
転職については、一旦思いとどまったものの、今の現状は変えたい。
過去のキャリアから得意だった分野・楽しかった分野はある程度自己分析して
カウンセリングに臨みました。
カウンセラーからも今の仕事・状況については質問を受けました。
その中で、事前にまとめていた得意分野・楽しかった分野について回答しました。
そのうえで、カウンセラーに問いかけました。
異動希望を出そうと思う。
楽しかった分野・得意分野の有る部署へ
希望を出そうと思います。
楽しかった分野・得意分野というより、
会社に貢献できる分野という
考え・言い方の方が異動しやすいと思いますよ。
たしかに。
部署異動は、社内転職と同じ。
楽しかった分野という言い方はよくないよね。
当たり前のことだし、自分でもわかっていたつもりだけど
改めて指摘されるとその通りだと思う。
カウンセリングまとめ
カウンセリングが終わった直後は、カウンセラーは本とかyou tubeに載っている
悩み相談・キャリア相談と同じ内容しか聞いてこなかった・発言しなかったな
と多少不満に思っていました。
本とかに書いてある当たり前のことしか
カウンセラーはしゃべってないやん！
しかしながら、このブログ記事を執筆するにあたり、
改めて思い起こしてみると「適切な質問を投げかけることにより、相談者の
考えの整理を促してくれたんだな」と感じました。
さすがプロやな。
メンタル的な相談というかキャリア相談になってしまいましたが、
カウンセラーやプロに相談することは自分の考え等を改めて整理することに
寄与するものだと思いました。
会社の人には相談しづらく、とはいえ家族や友人には相談しても
仕事内容や前提の説明等に終始しまいがちな場合は、プロの第三者に
相談することはお勧めです。
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