本著の著者は、神戸の名門進学高の灘高校から東京大学理Ⅲ(医学部)に進学した精神科医の和田秀樹氏。灘時代の同級生に、コラムニストの勝谷誠彦氏がいたそうです。
かめ
大学受験の和田式勉強法でも有名ですよね。
一つの学年に勝谷誠彦と和田秀樹がいるなんて。灘高校は単なるお勉強のできる進学校ではないのだなと改めて感じます。
本書の構成・ストーリー
本書は一貫して、ストック型人間、フロー型人間と分類したうえで、色々な事例をもとにストック型人間はこのように行動する。フロー型人間はこのように行動すると対比のうえ、説明。
一つの事例はだいたい2~3頁のため、サクサク読んでいくことができます。
心に響いた内容の紹介
感情への対応
ストック人間は感情を「増やす」/ストック人間は「恨む」
フロー人間は感情を「流す」/フロー人間は「怒る」
不安への向き合い方
ストック人間は、「妄想」で心配する/こうあるべきだに縛られる/思い込みで傷つく
フロー人間は「事実」で心配する/こんなものだと諦める。/事実だけを見る
行動への移し方
ストック人間はヒットを打とうとする/最後まで突き進む/一度も失敗したくない/「性格」を直そうとする
フロー人間は打席数を増やす/ダメそうならハンドルを切る/同じ失敗をしたくない/「行動」を直そうとする
今すぐ「フロー」人間に代わるコツは・・・?
このようにフロー人間とストック人間を比較し、精神科医として「フロー」人間にかわるコツも本書には記載してあります。
詳しくは、本著に。気分転換、髪形を変更するといった気軽なものから、精神学的に理由のある方法まで色々記載があり、参考になります。
かめ
最後に面白い「オチ」があります。
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