サラリーマンあるあるの一つ。周りから見ても出世が遅れたなと明確にわかる私には色々押し付けやすいのかお金と人望ではなく責任ばかり押し付けられる話。そして周りは言葉通りサーッと引いていく。最初は私だけの責任にされた事が辛いと思っていたが、よく考えると今後のサラリーマン生活で希望がないから辛く感じたのだと気づいた夜。
取引先からのクレームの電話から始まった
取引先からの昨年納品した製品の一部がおかしいとの電話がありました。他の取引先にも同様の時期に納品しており、特段そのような電話がなく、なぜだろうと思いながら、とりあえず事実確認を行うため、少し待ってほしいと期限の利益のみ喪失しておくことに。
関係部にその旨を連絡し、急遽、打合せを設営。当該製品について主に携わった社員によると、厳密にはこちらに落ち度があるが、普通の取引先は気にしないレベルもしくは取引先で修正できるレベル。
注:厳密にはというのは、こちらの趣旨も説明書には記載しているため、趣旨を理解してもらえれば、明確な間違えではないとの微妙な内容。
その打合せでは以下の2つの対応案を私から提示。
- 案の1:ミスを認め修正する
- 案の2:間違えではないので突っぱねる
取引先へのクレーム対応案は最終的に課長が決定
課長が、このレベルで謝罪及び対応をしているときりがないので、協議の結果、案の2の「間違えではないので突っぱねる」の対応となった。
私も案の1だと謝罪や諸々の対応が必要となるため、案の2に賛成。
自分が直接取引先とやりとりするわけじゃないし、どちらでもいい
私から案の2にて取引先に電話。これで丸く収まるはずだった・・・。
取引先の役員から激怒の電話がかかってきた
取引先の役員から激怒の電話がかかってきた。最初は私が対応していたが、罵倒され続け、お前では話にならんと、課長へバトンタッチ。
課長が平謝りして、とりあえず取引先の役員の怒りは収まる。電話口から、担当が失礼な事をいいまして~、担当が、担当がとの声がもろに聞こえるが、それは特段気にならなかった。
取引先の怒りを収めるために、部下が~、部下が~というのは弊社に限らずよくある話ですね。
まぁ課長の立場だとそういうしかないよな~
社内においても私の責任になった話
電話が終わってから課長と「このレベルで役員が電話してくるって珍しいですね」といった会話をしていましたが、部内の報告においては、以下の通りのストーリーになりました。
- 取引先からのクレーム
- 会議にて、課長が反対するにも関わらず、私が案の2(間違えではないので突っぱねる)を強行
- 取引先役員からの激怒の電話を課長が華麗にさばく
今後は気を付けてね
最後に課長からありがたいお話を聞いて終わり。
部長は君の事を考えて怒ってくれているのだよ
周りの人がサーッと引いていくのが明確にわかりました。
かめさん、通勤費の精算の補助資料が間違っていました。差し替えてください
その場の空気を知らない派遣さんの発言が耳に残っています。
何が辛かったのか
なんとも言えない気持ちのまま、帰宅。この程度の話ならば、当然、会社を首になるわけでもなく、減給や(職務制度上の正式な)注意レベルにもならない話。
課長に責任を押し付けられたのが悔しかったのか、納得できなかったのか。ただこの程度の話は、支社の営業時代も、本社に栄転後もたまにはあった話。
ではなぜ今回、これほど、落ち込み、なんとも言えない気持ちになったのかを冷静に考えると、既に出世競争から大きく脱落し、敗者復活選のない弊社で希望が持てない中、周りに馬鹿にされ(馬鹿にされてなくてもイケイケの頃よりは軽んじられている)、責任のみ押し付けられた自分がなさけなく、希望が持てなかったからだと思います。
辛い夜には
辛い夜でしたが、家に帰り、お酒を飲みながら、色々考えていました。
「旅する氷結 レモンコーラアミーゴ」と小魚を食べて、牛丼のネタをチンして食べると美味しかったです。
お酒で身を持ち崩す人、アルコール中毒になる人、牛丼の具等の脂質を摂取しすぎて糖尿病になる人、多々いますが、やはり一般的に身体によくないと言われるものは、辛い時に摂取すると気持ちが落ち着きますね・・・。
牛丼の具の脂質で糖尿病になるわけじゃないけどね
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