娘の幼稚園のクリスマス会では「浦島太郎」をみんなでやるらしい。
「大役を任された」とは大喜び。よく聞くと「鯛」役だったらしい。
子供の頃はどんな役でも嬉しいものです。大人になるにつれ欲が出てくる模様。
子育ては色々勉強になるなぁと感じた話。
クリスマス会の配役について
娘の通う幼稚園のクリスマス会では「浦島太郎」を行うとの事。
どうやら娘は「鯛役」らしい。

クリスマス会で「たいやく」やるの。
「たいやく」。
〇〇ちゃんはお姫様。▲▼くんはかめ。
浦島太郎は色んな人がやるよ。

「大役」ってすごいね。
色んな人がやる浦島太郎の一人をやるのかな。
セリフとか覚えられる。練習しようか。

「たい(鯛)さん役だからセリフないの。」
浦島太郎の劇で「わが子は鯛役かぁ・・」と親として少し寂しい気持ちになった
私とは裏腹に娘はとてもはしゃいでいる。
心の底から楽しみにしている娘を前にして「鯛役かぁ・・・」と思った自分自身を
少し恥ずかしく思いました。
いつからだろうなぁ・・。立場や役職にこだわるようになったのは。
ベタだけど子供の教育って自分自身が教育されるってことなんだなあ。


お父さんも会社の劇では「鯛役」だよ。
娘にはこのようなことを言いましたが、「うつ」になり出世の遅れている私は
会社というクリスマス会では鯛役ではないですね・・・・。
何役なんだろう・・・。
カメがいじめられている海岸の砂浜の岩役くらいかな。それとも遠景に見える山とかね。
ちなみに私は「シートン動物記のぎざ耳ウサギの冒険の「ぎざ耳坊や」でした
ちなみに私はシートン動物記の「ぎざ耳ウサギの冒険」の「ぎざ耳坊や」でした。

ちなみにパパは主役やったで~~

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少しもの悲しく気高いシートン動物記が好きだった
『シートン動物記』(シートンどうぶつき)とはアメリカの博物学者アーネスト・トンプソン・シートンの全著作物に対する日本での総称。主に自身の体験や見聞を基に創作された動物物語55編[1]を指す。日本でつけられた題名であるため、正確に対応する原題や他国語での訳題は存在しない。
1898年、シートンは数年間雑誌に発表した物語の内8編を集め、第一作品集『私の知る野生動物 ( Wild Animals I Have Known )』を刊行、大ヒットする。それによりシートンの名前は全米で知られるようになる。
シートンの著作は全て自身の体験や見聞を基に作られており、そのほとんどはノンフィクション小説といっても差し支えのないもの、またフィクション小説であっても事実に則したものを必ず含んでいる。それ以外の著作には紀行文・論文・寓話・自伝・講演録などがあるが、実際その多くに物語的要素を取り入れ書かれており、それらの間に明確な線引きはできない。
出展:ウィキペディア
シートン動物記、ファーブル昆虫記どちらも好きでした。
どちらがより好きかといえばシートン動物記かなぁ。
ファーブル昆虫記は昆虫の生態が分かりやすく書いてあり、
「観察」・「理科」という印象が強い。
一方、シートン動物記は「物語」・「国語」という印象でした。
シートン動物記は今から思い起こすと、動物の動き・考え等を
「シートン目線」で解釈している記述が多く、
動物学的に本当に正しいのかはわかりません。
ただ、人間目線での解釈といっても、ディズニーやチンパンジーのパンくん等の
単純な擬人化や「動物可愛い可愛いね」といったものでは決してなく、
自然で生きる逞しさ・辛さ、そして気高さをシートンが代弁している記述。
「ぎざ耳坊やの冒険」も「狼王ロボ」にしてもラストは少しもの悲しくでも気高い話。
シートン動物記やファーブル昆虫記を子供たちがもう少し大きくなったら読ませてみよう。
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