きっかけは深夜の子供同士のけんか
深夜2時にASDの長女と定型発達の次女が大ゲンカ。
次女が長女の布団に侵入した・しないで大バトル。
その日の夜はなんとか二人とも寝かしつけて一件落着。
次女が翌朝、長女に「●●ちゃん(長女)、夜に布団は言ってしまってごめんね。大好きだよ。」、「●●ちゃん(長女も、私に『ありがとう。△△ちゃん(次女)も大好きだよ』と言って」と声かけをしていました。
長女と次女の成長にほっこり
長女は、戸惑った感じでしたし、普段は、次女が話しかけても延々と本を読んでおり、反応はあまりしないのが普通でしたが、今回はきっちり返事していました。
「ありがとう、私も怒っていないよ。△△ちゃん(次女)大好き」。
しっかり返事できた長女もですが、長女よりだいぶ年下の次女が相手とのコミュニケーション能力が高くなっている事にびっくり。
親としても嬉しい瞬間でした。
でも喧嘩は多い(不安)
とはいうものの姉妹喧嘩は多く発生。長女の次女への伝え方等のすれ違いにより発生。
いつも次女が最初に謝って仲良しにはなるものの・・・。
長女が頼んだものと違うものを次女が持ってきた
ASDの長女が次女におもちゃを持ってくるように依頼。ASDだからというわけでなく単に子どもだから伝え方がうまくいっておらず、定型発達の次女が依頼されたものとは違うものを持ってくる。
長女は激怒。これちがう!
次女からいつも謝って仲直りはしているが・・・。
次女はこのような場合、いつも「●●ちゃん(長女)ごめんね。」と最初に声を掛けます。
今回の件は、次女は悪くなく、とはいえ長女の伝え方が間違っていたわけでもないため、親として介入。
「●●ちゃん(長女)から△△ちゃん(次女)にお願いするときは、△△ちゃん(次女)はまだ小さいから、『具体的に■■においてある××を持ってきて』とお願いすればいいよ。△△ちゃん(次女)に怒っていないよと伝えてあげて」と長女をなだめます。
依頼方法のパターンを覚えたことに満足する長女
長女はASDなのかは不明ながら、パターン・決まったやり方に固執しがち。
次女への依頼方法の決まったやり方を教えてもらって満足した様子。
そこから次女とのコミュニケーションにはほぼ興味が無くなったようで次女との仲直りは後回しへ。
次女の成長と今後の姉妹関係に少し不安を覚える
今まで赤ちゃんだと思っていた次女のコミュニケーション能力の発達を嬉しく思う反面、この関係性はいつまで続くのかなと親として少し不安を覚えます。
次女はこれから親・姉妹に加え、友達・先生と人間関係が広がっていき、成長するにつれ家族ではなく他者との関係性を築いていきます。
今は、次女にとって長女の占める割合が大きく、長女と仲良くしたいという気持ちが強いもの、
このような関係が続くのであれば、いずれかのタイミングで次女が「長女はもういいや」となる可能性も高いと思います。
兄弟・姉妹が大人になってもずっと仲良しでいることが絶対とは思いませんが、親としては仲良くして欲しい。
親が無くなった後、それぞれ配偶者ができ、子供ができることもあるだろうが、それでも姉妹は仲良くしておいて欲しいというのは親のエゴなのかなぁ。。。
特にASDの長女が心配。所謂「理解ある彼くん」が現れればいいのだが・・・。
これからは男性・女性、ASD・定型発達に関わらず、自分自身で生きる力を身に着けて欲しいと思うこの頃。
そのような中長女が辞書を引く習慣を身に着けたことが単純に嬉しい・・・妻の努力のおかげ
ASDの長女は本が好きで、ずっと本を読んでいます。
本が好きな事はいい事であり、読書習慣を身に着けさせてくれた妻に感謝。
さらにそこからわからない事は自分で辞書で調べるという習慣を妻は時間をかけて長女に身につかせていました。
食事の時の会話でわからない言葉があると長女は自分で辞書のところにいって言葉の意味を調べるようになっており、このような習慣をつけさせてくれた妻に改めて感謝。
自分で何でもやる能力を身に着けることよりもわからない事を調べるという姿勢・基本姿勢をまずは身に着けて欲しいな。
特に出世コースから外れたわいは完璧主義より完了主義。
自分でやりきるより、他者に聞く・巻き込む能力不足にアラフォーになって
苦しんでいるから長女・次女ともにこの能力を身に着けてほしい。
コメント