日程を決めよう(出席者の予定を抑えよう)
まずは出席者の予定を抑えよう。当然参加者の一番上席の人の予定から順に抑えていきます。
基本的には15名程度の忘年会であれば、全員参加できる日程を抑えるのが原理原則(少なくとも弊社ではそうでした)
だいたい1か月前から日程調整をした方が無難です。
日程調整が終わっても12月に入ってしまうとお店の予約が大変になるため。
【参加者の一番上の人にはメールではなく、一応声をかけた方が無難】
①例えば、忘年会のグループにおいて部長が一番上席の場合でも、「役員」を呼ぼう等と提案される可能性があるため。
②開始時刻は業務終了時間のだいたい18時から18時30分くらいを抑えるものですが、会議が長引く、仕事が立て込んでいる等のスケジュールに書いていない内容もあるため。
かめの失敗談
①部長の予定を抑え、参加者全員の予定を抑えたら、部長から直前になって役員を呼びたいのと指示。
我が部は、部長の元、一丸となって連携しているということを役員にアピールしたかったようです。
会社の規模にもよりますが、役員を呼ぶとなると結構大変でした。
②部長のスケジュールが空いており、直前の会議も~17時で終わる予定であったため18時に出発、18時30分開始としたら、怒られる(会議終了後に部長同士で非公式の打ち合わせが定例であったそうです。。そんなのしらんがな)
お店を決めよう
出席者の日程を確保し、開催日時が決まったら、お店を決めよう。
本来は、お店の予約と同時並行して調整すべきですが、15名程度の宴会かつ東京都内等の都市部なら日程が決まってからお店を探してもなんとかなります。
①お店はまず部屋を抑えよう(基本的に個室は大前提です)
②最大人数で予約したうえで、コース(飲み放題)は後から決める形でOKです。
なお、人数の確定・コース料理の確定(変更できなくなる)日は必ず確認すること
③料理はコース&飲み放題を注文しておくのが一番幹事としては楽。
④昔は喫煙可能部屋等が前提でしたが、今の時代は喫煙所が近いお店等であれば文句は言われません(むしろ喫煙可能な個室は予約してはダメ)
お店のグレード、料理は気になりますが、まずは「個室」、最低でも「半個室」を抑えよう。
予算の関係もありますが、「忘年会」、「歓迎会」であれば、多少一人当たりの金額が多くなってもそこまで文句は言われないので、私は「一休」でお店を探していました。
「一休」に掲載されているお店は多少金額は張りますが、「忘年会」、「歓迎会」等として使うには無難なお店が多いです
案内と出欠確認をしよう
お店と日程が固まったら、①お店の場所、②開始時刻を連絡しよう。
お店の人数の変更が可能な最終日に改めて、出欠確認をして、人数を確定しよう。
出欠確認は、相手に選択させるというよりも、「ご連絡・ご快諾のとおり、●月●日に忘年会を開催いたします。もし欠席となる場合はお手数ですが、●月●日までに連絡ください」というメールを送っており、そのリマインダーを念押しにするだけで大丈夫です。
出欠確認は、人数変更可能な日の当日ではなく、1~2日前にしよう。
例えば、お店への人数確定連絡最終日が11月25日だとしたら、おそくとも11月24日には最終出欠確認をしよう。
飲み会大好きな割には、出欠の連絡をしてこない人もいるため。
座席・乾杯・締めの挨拶の依頼
座席
サラリーマンのこだわりの一つが座席。
上座・下座、偉い人の周りに(偉い人はフラットに話したいとのアピールもしたがるので)若手を配置しつつ、お目付け役とし手管理職または幹事を配置等、座席は悩みますよね・・・。
ただ顧客との懇親や大人数で行う忘年会等以外は私は座席は当日その場で決めています。
若い頃は事前にお店に行って部屋を見せて貰ったりしていましたが、20人弱の忘年会・歓迎会であれば、主賓(歓迎者)と一番偉い人と二番目の人の席さえ、当日のテーブルの配置をみてその場で考えればなんとかなります。
乾杯・締めの挨拶
乾杯と〆の挨拶は必ず事前にお願いしておく必要があります。
乾杯の挨拶は一番偉い人、締めの挨拶は二番目に偉い人。
偉い人は挨拶慣れしているので、当日にお願いしてもなんとかこなしてくれますが、人によっては事前に連絡がないと怒ってくる人も多いので、これは必ず忘れずにお願いしておきましょう。
当日のご案内
改めて当日に場所と時間を案内しよう。
大人なので、場所と時間を案内すれば勝手に来てくれると思ったら大間違い。
みんなで仲良く出発する時間・集合場所もしっかりと案内をしないと後から道がわからないとか文句言われます。
会社をみんなで出発する時刻・集合場所もしっかり案内。
出発の集合場所・出発時間にも遅れてくる人(でも個別にお店に行くと連絡がない人)のために、第一陣出発引率は幹事が行うとして、第二陣の出発引率を後輩か年の近い先輩にお願いしておこう。
ガラゲー時代でも地図をメールで送っていても、みんなで出発する時間・集合場所を決めてみんなで出発していました。
たださすがにスマホが普及し、紙で地図を配らなくても大丈夫な2020年代でも平気で場所がわからないとかいってくる人はいますよね・・・。
お前の手に持っているスマホはおもちゃか・・と言いたくなります。
会場に到着したら座る場所を決めてあげよう
当日会場入りしたら、主賓・一番偉い人・二番目に偉い人の席をまず決めよう。
主賓は背もたれのあるテーブルの真ん中、一番偉い人はその正面。
二番目に偉い人はテーブルが分かれる場合は分かれたテーブルの背もたれ・窓側の真ん中。
その3席は来た人にアナウンスして座らないように見張っておきましょう。
①主賓・一番偉い人・2番目に偉い人の席は参加者に明確に提示し、当該席に座らないように目を見張っておく必要あり。
②奥ゆかしい日本人(自分で判断できない人)は入り口にたむろって座る場所を自分で決められないので、あなたは個々に座ってくれとこちらから指示しましょう。
③若手等は偉い人の周りに配置しつつ、お目付け役をしてくれそうな管理職もセットでその傍に配置。
④その他で若い人は各テーブルの端(ビール等を注文しやすい席)に誘導し、そのテーブルの飲み物が空いていないかのチェック係をしてもらおう(事前に言わずとも普通の人はやってくれます)
主賓でもない、大して偉くない年だけとったいい加減な人が空気よまずにそのような主賓席等に勝手に座る場合も多々あります。
開始~乾杯の挨拶まで
概ねの人が着席すると、事務連絡として飲み放題メニューの提示や喫煙場所等を事前案内しつつ、飲み物の注文を取ろう。
飲み物が全員に行きわたったら事前にお願いしていたとおり、一番偉い人に乾杯の挨拶をふって(●●さん、大変、恐縮ですが、乾杯のご挨拶をお願いします)、とりあえずのひと段落。
最後に「乾杯!」となったら拍手だけはしっかりしておこう。
昔はとりあえずビールでしたが、最近は焼酎とかソフトドリンクとか色々皆さん自由に注文しますよね・・・。
若手が変わったカクテルを注文した時は正直面倒くさかったです(注文するのにカクテル名と人数がややこしいので。もう私も老害ですかね・・・)
あと、飲み放題なのに、飲み放題以外のメニューで結構高いお酒(ふぐ酒)を注文する嘱託のじいさんにも正直困った・・・。
乾杯の挨拶から締めの挨拶まで
各自のお酒が空いていないかを確認し、適宜、おかわり等を聞いて店員さんに注文しよう。
正直、これは各テーブルの若手なり、気の利く人がやってくれますが、幹事として「お酒が空いていないかにも気を配っていますよ」という姿勢を見せておくのが無難です。
料理のとりわけは昔はしていましたが、2010年代に入ってからはあまりしなくなりましたし、料理のとりわけをしなくても後から文句を言われることはなくなりました。
①お酒が空いている人がいないかを確認して注文しよう(少なくともそのような姿勢を見せよう)
②料理のとりわけは流石に今の時代不要。
③座席が固定するので、適宜席替え(自分が動く)ことはしよう。
④幹事に徹していると楽しんでいないのと言ってくる人もいるので、楽しんでいるふりはしよう。
座席が固定すると偉い人がみんなと話せないと後で文句言われるので、座席替えの空気を醸し出すために自分から適宜席を移動しよう(これは逆にうざい人から離れる手段でもあるのでおすすめ)
幹事に徹していると楽しんでいないとか言われるので、楽しそうなふりはしようね・・・。
デザートが来たタイミングでの精算と席にいない人を集める
デザートが来たタイミングで、お店の人に部屋を出ないといけない時間を確認したうえで、先にお会計をしよう。
部屋を出ないといけない時間を確認したら、席にいない人(タバコ休憩の人、トイレにいる人等)をとりあえずその時間までに集めよう。
いい大人なんだから、いなくなるの辞めてもらえないかな。
あとタバコ休憩で休むのはわかりますが、いなくなりすぎ。
締めの挨拶~部屋の撤収
盛り上がって、色々な席で会話が弾んでいるので、幹事が大きな声で、「宴もたけなわではございますが、お時間が参りましたので、●●さんに締めのご挨拶をいただきたく存じます。●●さんお願いします」と一旦強制終了しましょう。
締めの挨拶が終わると撤収なのですが、なかなか酔ってお店を出ようとしない人が多いので、部屋から追い出してください(鞄を渡していくなど)
最後に忘れ物がないかを確認して部屋を出ます。
お店の前でたむろっている人が多いので一旦は解散を宣言。
二次会はどうする?
昔は二次会も予約、もしくはその場で大きな声で二次会行きたい人と人を集めて、カラオケなり、二次会ができるお店に走って予約等をしていました。
今の時代はコロナもあって二次会に行く人自体が少ないので、そこまでせずに自然体でお店を探していく感じでいいと思います。
昔は、一次会でバカみたいにお酒を飲まされた後、二次会の会場を走って探すのがとてもしんどかったです。
いい時代になったもんだ。
精算
精算は早めにしてしまおう。私は翌日には精算メールを送っていました。
昔は精算案(偉い人が多めに払う)を作って、偉い人に見てもらってOKもらって、メールで流して、現金で回収するという流れでした。
今は一応、精算案を作成し、偉い人に見てもらって、メールで流して、振込先等を記載しています。
精算が遅い場合は、怒られたりしましたね・・。
あと、現金回収時代は、回収できずに貸倒になることもありました・・・。
今まで出会った精算で文句を言われた面白理由
①途中から参加したのに、一律の金額の請求はおかしい
⇒仕事の都合で途中参加になったのは分かるが、それは自己責任では。当該意見は黙殺しました。
②金曜日に精算メールを送ってくるなど非常識だ
⇒金曜の夜に飲み行くためにお金をおろしている人がいるなか、精算メールを金曜日の午後に送ってくるのは非常識との趣旨だったらしいです。。
どっちが非常識なのか・・・。
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