【懐古】共通テスト結果と人生【思い出】

40代夫婦の体験談
概要

 本日は共通テスト。自己採点等で安心したり、不安になったりしていると思います。

綺麗毎に聞こえる「高校3年間なりの大学受験に費やした時間・努力は決して無駄にならず、人生全体から見ると誤差の範囲だということ。」を伝えたいものです。

 本記事は完全におっさんの懐古記事なのですが、興味があればどうぞ。

 共通テスト(センター試験)は人生の一大事だと学生時代は思っていましたが、20年程度たつとそれほど一大事でもないので、安心してねといった内容です。

共通テスト(センター試験)の思い出

 私が高校生時代は、共通テストとはいわず、センター試験と言っていました。

 私はセンター試験(確か当時は800点満点)の結果がよく720点くらいだったと思います。

 国語が古文以外は満点で180点台、数学IA・ⅡBが80点後半、80点代前半、世界史は1問のみ間違え、生物も80点台。英語が160点台くらいだった気がします。

 当時はケータイもカラーにはなっていましたが、スマホ等は当然存在せず、予備校や高校の速報も当日はなかった気がします。

 センター試験帰りに友人と答え合わせをしてだいたいの感触をつかみ、翌日学校とかで予備校の出した号外を元に自己採点をした覚えがあります。

かめ(夫)
かめ(夫)

 今の時代はスマホで当日に自己採点できるのは凄い便利だな~。

 学校の先生等はセンター試験の事を共通一次とか言っていました。

 当時は私は心の中で、「センター試験なのに、古臭いなぁ」と思っていました。

かめ(夫)
かめ(夫)

 私も共通テストのことをセンター試験と呼んでしまう側になってしまったのだなぁ(汗)

センター試験ですごかった人

 私は比較的高校の成績もよかったのですが、センター試験に限定しても、凄い人は当時でもいっぱいいました。

一番苦手な科目で1問間違えのA君(東大法学部⇒弁護士)

 私は世界史が大好きで、得意科目でした。センター模試等でも満点もしくは1問ミス等で当時のスキージャンプにちなんで「K点超え」と言われて得意になっていました。

 世界史の点数が私と同じくらいの〇〇君。別の高校ながら、よくよく話してみると、彼は世界史が一番苦手で、どうしても1問か2問はミスしてしまうと悩んでいるとの事。

かめ(夫)
かめ(夫)

 私の得意科目の取得点数が、彼にとっては苦手科目で満点取れないのが悩みなんだ・・・。

数学ⅠA・ⅡBを20分くらいで解き終わるB君(京大医学部⇒医者)

 こちらも別の高校の人でたまたま夏期講習で一緒になったB君。

 私は数学が苦手で、数学ⅠA・ⅡBは時間ギリギリ(60分)までかかって見直しする時間がなく、どうしてもミスがあり良くて90点台前半、だいたい80点台でした。

 友人に60分ギリギリまで回答するから見直しする時間がなくなる。試験時間が55分と思って回答すればいいとのアドバイスを受け、何とか頑張っていました。

 それでもなかなか成績は伸びず。そんな中、センター数学の模試か試験を常に満点であるB君を夏期講習で発見。

 B君の試験中の状況が気になってみてみると開始20分くらいで解き終えて寝ている。

 京大医学部はセンターは足切りだけにしか使わないと聞いたことがあるので、そもそもやる気がないので寝ているのかなと思い聞いてみると・・・。

B君
B君

 問題見たらすぐ答えが出てくるから、答えを書く時間で20分くらいかかったら後は特に試験中やることがないから寝ている。

かめ(夫)
かめ(夫)

ベジータが言っていた「努力だけではどうやっても超えられない壁」とはこのことだったんやな。

センター試験結果とその後の人生

就職には大きな差はない

 センター試験(大学受験本番含む)によって、第一志望への合格・浪人等、入学する大学のレベルは変わってくるのが現実。

 18歳の私は入学する大学が人生の大半を決めてしまうとある意味純粋に信じていました。

 確かに、今の時代は学歴社会(厳密には大学名社会)。

 センター試験(大学受験)失敗した人が成功する話、有名大学入っても鳴かず飛ばずの話も巷には溢れています。

 そのような話は珍しいため、有名になるのであって、やはりいい大学入った友人は、少なくともお金に困るような生活はしていないですし、アッパーミドル以上の生活をしているのは事実。

 でも、私がいいたいのはそんなことではなく、例え共通テスト(センター試験)が悪かったとしても、第一希望の大学に入れなかったとしても、浪人したとしても。

 高校3年間なり、2年間、大学受験に費やした時間・努力は決して無駄にならず、人生全体から見ると誤差の範囲だということ。

 就職活動等をするとわかると思いますが、学歴フィルターはあるものの、例えば第一志望東大だった人が早稲田に入ったとして、就職では、東大と早稲田の差は、そこまでない(少なくとも大学受験の時のような圧倒的な差のイメージはないです)

 もっというと東大と明治の学生でも大学受験の時ほどの差はないです(ただ扱いの差は正直多少あります)

 現役と1浪人はまったく差はなし。現役東大生と1浪東大生の扱いの差はまったくない。

就職後は学歴はほぼ関係ない

 就職後は言わずもがな、ほぼ学歴は関係ありません。

 そしていい大学は出たものの、それがピークであった私のようなおじさんが大量発生するのも事実。

 決して、大学名に胡坐をかいてきたわけでもなく、努力もしてきたつもりですが、鬱病になり、出世は遅れ、でも未来のない中馬車馬のごとく働くオジサンたち。

  負け組の遠吠えに聞こえるかもしれませんが、社会に出ると、統一の物差しで評価されることはほぼなくなります(資格試験程度)

 そういった中、全く同じ物差しで評価が決まる共通テスト(センター試験)が懐かしく思い出す頃もいずれ出てくると思います。

かめ(夫)
かめ(夫)

あくまで私個人の感想であり、理系だとか研究職。

弁護士ファーム・会計士法人等は学校歴が相当重要とも聞きます。

最後に天才たちのその後(風の便り)

 最後に天才たちのその後を風の便りベースですがご紹介して終わります。

世界史のA君(東大法学部⇒弁護士)

 司法試験も一発合格して、所謂、四大法律事務所に入所。

 そこで経験を積んだらしいですが、今は開業弁護士。給料というか年収はかなりいいようですが、当初夢見た世界をまたにかける弁護士にはなっていない模様。

数学の鬼B君(京大医学部)

 京大医学部の後、確か鳥取かどこかの大学に行ったと聞きました(転入ではなく、医者になってから)。

 親の家業(医者)を継いだとも聞きますが、詳しくは知らないです。

コメント

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