後輩から「●●さん系」と分類される
若い人は、「仕事を真面目にやっている人が出世する」と信じています。
そのため、「出世できない人=仕事をさぼっている人、真面目にやっていないひと」
とカテゴライズされるようです。
私が出世が遅れていると知らなかった若手社員からこんな話をされました。
「かめ(夫)さん、聞いてくださいよ。
こんどうちの班に配属される●■さんって
△△△さん系らしいですよ」
△△△さん系って?
僕もこの前来たばかりやから
よく知らないけど、△△△さん
って問題児なの?おとなしそうだけど。
いや、△△△さんって普通なら
もう課長になっている年次でまだ主任らしいですよ。
仕事真面目にやってないからああいう感じになるみたいです。
こんどうちの班にくる●■さんも、同じ系列らしいです。
うちの班に変な人配属させるのやめて欲しいですよね。
ゴミ箱じゃないんだし。
お・・そうなんや・・。
(△△△さんと僕同期なの、この若手社員は
知っているのなぁ。)
(これは試されているのか?)
雑用係に任命される(⇒誰からも感謝されない)
若手社員が従来担ってきた雑用を一手に押し付けられる。
今の時代、雑用(飲み会の幹事、パソコンを使えない人へのパソコンレク)等
雑用を若手社員にさせるのは人事上でも問題になるらしく、そのあたりの雑用を
一手に任されます(大役だ)
管理職になった後輩の送別会の幹事
コロナ禍ではあるものの、筋目筋目の送別会・歓迎会等はしっかり開催する
由緒正しい弊社。
管理職になる場合は、同じ部署で持ち上がりのケースもありますが、
本社の係長から支社の課長といった転勤を伴うご昇進が大半。
送別会の幹事は従来は新人や若手が担っていましたが、今は「強制はできない」ご時世。
■■君がうちの部から
●●支社の課長に昇進だね。
部として正式な送別会を開催し、新人に
幹事をさせるわけにもいかないし(コンプラ上)
かめ(夫)くん、「有志の送別会」をよろしく
・・・・「有志の送別会」。志の有るものと書いて「有志」
便利な言葉だな。比べるのも大変申し訳ないが、カミカゼ特攻隊の選抜も
こんな感じだったんだろうなぁ。
××くん、3月●日大丈夫?
■■君の送別会兼壮行会をやるから。
若手もある程度人数を揃えないといけないんだ。
あと送別の品のネクタイとか買ってきてもらえば
助かるんだけどなぁ・・ちらっちらっ
あ、その日予定有るので
私はキャンセルでお願いします。
なんで業後にネクタイを買いに行かないといけないですか?
(悲しい・・・)
パソコン使えない人のパソコン教え係
リモートワークが進み、弊社もリモートワークに関するアプリ等がどんどん導入。
リモート会議時での画面共有等もどんどん行っていますが、当然それを使い越せない人たちも。
昔は、パソコンを使えない人へのパソコンの使い方を教えるのは若手社員の仕事でした。
(閑話休題)⇒思い出話
メールソフトが変更になってから
メールの送り方がわからないんだけど。
CCとBCCの違いとかようわからん。
CCは宛先ではないけど、
メールの内容を知っておいて欲しい人に着けます。
BCCは誰にも分らない形でメールの内容を共有したい人
に着けます。BCCつけた人は本人以外はわからないです・・・。
このエクセルのリスト化を
もっと早くしたいんやけど、どうすんねん。
excelにVlook upという
数式がありまして・・・。
(話題復活)
さすがに今の時代、かめ(夫)が若い時代のレベルのパソコン使えない人は
いませんが、それでもパソコンの設定などが上手くいかない人はまだいます。
システム部門に問い合わせるのが面倒で、若手社員はリモートワークで身近にいないので、
かめ(夫)がほぼパソコン教え係を引き受ける羽目に・・・。
エクセルわからないなら自分で勉強してくれないかな・・・。
管理年次なんだからと仕事はふられる
雑用ばかりなら、「雑用で給料もらえるならむしろ勝ち組では」
と思われるかもしれませんが、しっかり仕事は降られます。
管理職がやるべき業務も、管理職の手が足りない場合はおもいっきり振られます。
その時の毎回の口調が以下のとおり。
来週月曜日の役員説明資料、●●課長が手が回らないから
かめ(夫)くん作っておいて、あと、当日説明もして。
今日もう、金曜日の15時なんですが、
時間的に難しいと思います・・。
すみません。
かめ(夫)さんは、管理職年次なんだから
管理職並の気持ちで仕事をして欲しい。
土日に休日出勤すればすむことでしょ。
経営者目線で働いてもらわないと困るよ。
はぁ・・・わかりました。
管理職になれなった私に、管理職並の気持ちで仕事をしろと言われても・・・(涙)
終わりに
まだまだいっぱい述べたいこともありますが、今回は、とりあえず
この程度に。
出世競争から外れて、仕事量は変わらず(むしろ雑用が増加)しつつも、
悔しい・悲しい思いもありますが、色々と自らのキャリアを考えるきっかけには
なった事はいい事だと改めて思います。
人生は長く、会社人生だけが人生だけではない。
とはいえ、人生の多くは会社で過ごすのも事実。
転職等も視野に入れ、自らのキャリアを考えようと思いました。
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