仕事でも、なかなか上席が、判断をしない事が多いことが散見され、ジャッジにかかる本を読もうと思い借りました。
海外の本のため、和訳でしたが、難しい単語も多く、またアメリカの事例や会社名などが多く出てきて、あまり実感がないまま読み進めることに。
結果、返却期限の二週間までに読み切ることができず、途中まで読んだ状態で返却することに。
優れたリーダーによる判断よりも、組織知としての判断(データを多用した判断、民主的な判断、実務担当者の感度を尊重する判断)などの具体的な事例(アメリカの企業の最近の事例やペルシア戦争のアテネの事例など)が列挙された内容でした。
アテネのペルシアと戦う判断、戦略(アテネ近海での海戦)や、リーマンショック(厳密言えばその前段のサブプライムショック)の際に、ローン関係の証券化商品を買わないと判断した投資会社の事例はわかりやすかったです。
海外の洋書の和訳を読みこなすには、その前提となる背景の知識が必要ということを思い知ったいい機会となりました。
これに懲りずに、定期的に読書していきたいなぁー。
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