引継ぎのないまま業務指示が矢継ぎ早に行われ始める
新しい部署に異動し、本格的に業務が開始され始める。引継ぎのないまま、業務の指示なり、報告指示が矢継ぎ早に私の元へ。
かめさん、前月の支社、営業所の実績・計画比のまとめって
どうなったの。そろそろ提出してほしいのだけど。
・・・・。そんな業務というか定例報告あったんだ。
ってそれって僕の業務なのか。誰に聞けばいいのだろう。
っていうか、その業務って何?なにそれ?
なんとか前の担当者を見つけ出し、引継ぎを依頼
部内、課内を駆け巡り、なんとか前の担当者を見つけ出し、引継ぎを依頼。前の担当者は、同期が課長、副部長になっているなか、係長どまりの人。
万年係長といっても、池井戸潤の「七つの会議」の「八角民夫」のような感じでもなく、普通に真面目だが心の中に闇等ももっていない人当たりの良さそうな人ではあったのだが・・・。
↑NHKで東山紀之が主演でドラマをやっていた時は、支社でイケイケであり、こんな会社もあるんだなぁ~。こんな社員もいるんだぁ~と他人事のように見ていました。
業務の引継ぎを受けつつ新しい職場の歴代の闇を聞くことに
その業務は、数年前に次長が部長・役員等へのアピールのために開始した業務。当時の主任が担当していたそうだが・・・。徐々に新しい職場の闇が暴かれることに。
当時の主任はパワハラで鬱になり突然会社に来なくなりました。
そのため、全く引き継ぎのない中で、私がなんとか支社統括部(仮)
からデータを貰い、整理し、報告していました。
私も引継ぎなしでできるから、「かめ」さんも引継ぎなしでできるでしょ。
(ワードで2行の引継書をポイ~)
え・・・。
引継書には、「支社統括部からデータを貰って
整理したうえで、次長に報告」としか書かれていないのだが・・・。
引継ぎは以上です。これでいいですか(怒)。
ちなみにこの業務は、できても褒められないですが、
期日に遅れたり、数値を間違えると、次長から「担当役員説明の際に
俺に恥をかかせやがって」と激ツメされるから気を付けて。
私は一部数値を間違えた結果、評価も低く、また係長のままだったよ。
こんな引継ぎあるか~(怒)
この数字は~~。どういつもりで~~。
そもそも期日は~~、あなたは~~
後日談~パワハラで注意されました
八角さんから連絡あったけど、結構な大きな声で問い詰めたらしいね。
わが社はパワハラ撲滅に取り組んでいるし、困るよ。
相手を尊重できない人は管理職・係長にはできないよ。だから今の部署にも
係長ではなく、主任で横滑りになったのではないのか。
↑次長から読むようにと言われた「アンガーマネージメント」の本。怒りをコントロールするためのすべのようです。今後の管理職には必須の知識との事。同期の係長や課長等はこのような「アンガーマネージメント研修」を受けるようです。あ・・そうですか・・・。
↑八角さんに勧めてほしかった本
会社組織とは恐ろしく、ミャンマーの争乱が自分事に思えた話
極めて理不尽だと思いながらも、私も怒りのあまり、八角さんを問い詰めたのは悪かったなと反省。八角さんは私以上に被害者なのだから。
弱いものが夕暮れさらに弱い者たちを叩く・・・。22時過ぎに電車に乗りながら「THE BLUE HEARTS」の「TRAIN-TRAIN」の歌詞が頭の中を巡りました。
弱いもの(私)がさらに弱いもの(八角さん)を叩き、次長はいい人面。これが組織・会社なのかとぼ~と電車内のニュースを見ているとミャンマー(ビルマ)の争乱は激化しているといったニュースが。
ミャンマー(ビルマ)といえば、従来よりロヒンギャが迫害されており、それは軍事政権、アウンサンスーチー等民主化運動家ともに、同じようにロヒンギャには厳しい対応。
複数の説はあるようですが、ロヒンギャがミャンマーで迫害される経緯は以下の通り。
まさしく弱い者たちがさらに弱いものを叩く夕暮れ状態。
イギリスこと大帝国の植民地支配は人間の愚かな面、悲しい面をうまく利用した政策効果としてはまさに抜群。その点、直接的に植民地から金品を収奪したスペインとはレベルが違います。
ロヒンギャ問題は、遠いミャンマーの話ではなく、我々日本人にとって、サラリーマンにとって身近な問題であることを思い知らされた一日でした。
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