心療内科の先生があまり話を真剣に聞いてくれないと感じる
不安感・倦怠感をかかえ「鬱病」かもとなんとか予約した心療内科。心療内科はどこも予約がいっぱいで1か月先・2か月先の受診もざらにありますよね。
やっとの思いで予約し、なんとか診察まで来たのに、意外と心療内科の先生は話をあまり聞いてくれず、絞り出すように伝えた病状に対し、薬を処方してくれるのみってことはありませんか?
私はそうでした。過去にうつ病になり休職した時は、話はほぼ聞いてもらえず、最近の体調・寝る時間、気持ちの変化だけを簡潔に聞かれ、休職延長の診断書を機械的に発行してくれるのみ。
最近通っているメンタルクリニックでも強い口調で病状・症状を聞かれ、増薬の判断のみ。とても悲しくなります。
そのような場合の対処法・考え方についてまとめてみました。
心療内科はカウンセリングではないことを認識する
心療内科の先生に話を聞いてほしい、すがるような気持ちで受診するのですが、心療内科とカウンセリングは別物であるという認識がまずは改めて認識しました。
カウンセラーは上司との関係、仕事のこと、家庭の事等を聞いてくれ、アドバイスをくれますが、心療内科はあくまで「うつ」という病状に対して適切な診断を行う場所。
寝れているか、気持ちの変化等は確認されますが、個別具体的な悩み等はあまり聞いてくれません。個別具体的な悩みを聞いてほしい場合は、「カウンセリング」を受診することがお勧めです。
事前に話したいこと・相談したいことをまとめる
心療内科の受診時間は5分から長くて10分。気持ちが憂鬱で何もしたくない、また辛い事を思い出したくないという気持ちでいっぱいで、私は出たこと勝負で心療内科を受診していました。
その結果、言いたいこと・伝えたい事の半分も伝えられないままモヤモヤした気持ちで診療が終わることも多々ありました。
先生に聞きたいこと・伝えたいことをなんとか勇気を振り絞り事前に紙にまとめていき、話をすると先生はその紙に沿って相談に乗ってくれます。その結果、今までよりも話を聞いてくれているようになりました。
紙にまとめたことは主に以下の4点
①具体的な状況(寝る時間、仕事の繁忙(残業)、食事がとれているか)
②精神的な状況(不安感・倦怠感がある/薬を飲んでから気分が晴れた(変わらない)
③今後どうしたいか(休職したい/休職せずに働き続けたい、薬を増やしてほしい(薬を減らしてほしい)
④特に気になること(私の場合は土日は過眠になりすぎる点)
そもそも意外と心療内科の先生は話を聞いてくれていた
心療内科の受診時間が5分程度であり、流れ作業に感じることも多々ありました。
本当にこの先生は私の話を過去聞いてくれていたのか、前回の症状からの変化を理解してくれているのかと不安になることも。
大丈夫です。心療内科は医療機関。カルテをしっかりと作ってくれています。
私が以前話した上司との関係等もしっかり記載され、理解してくれていました。話した内容はしっかりと記載されているので意外とそっけなく見える先生も理解してくれています。
それでも心療内科の先生に不満があるときは病院を変えるのもあり
心療内科の先生も人間。人間同士相性というものがあるので、それでも合わない場合は、心療内科の通院先を変更するもの最終手段としてはありだと考えます。
心療内科は予約が取りにくく、予約が数か月先ということもありますが、現在通院している病院で薬を処方してもらっている限りは、服薬しつつ病院を探すという手段も初診先の病院を探すよりは安心感があります。
まとめ
心療内科の先生があまり話を聞いてくれないと感じたときの対応・考え方についてまとめてみました。
①心療内科はカウンセリングではないので、個別具体的な話をしっかり聞いてほしい場合はカウンセリングを受診
②事前に相談したいこと・話したいことをまとめてから受診してみる
③意外と心療内科の先生は話を聞いてくれている
④それでも不満がある場合は、病院を変更するもの手段としてもっておく。
以上、私の経験が少しでも誰かの役にたてば幸いです。
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