男性の育児休暇が大企業を中心に勧奨される昨今の世の中。弊社の若手登用の男性管理職も1年の育児休暇を取得しています。そんな世の中の風潮に氷河期末期・ゆとり初期世代の40代、万年係長の私が感じたことを書きなぐってみました。
男性管理職の育休推奨・育休期間の長期化について
弊社ではここ一、二年で男性の育休期間が長期化しています。5年前くらいは1週間から長くても1か月程度でしたが、ここ最近は半年、長い場合は女性並みの1年もの育児休暇を取得する傾向があります。
また5年位前は管理職は遠慮するという雰囲気もあったのも事実です。ただ最近は、男性平社員だけでなく管理職も育休を取得するようになりました。
(思い出話)
私が入社した平成20年代前半は、育児休暇は女性がとるものといった雰囲気(すごい古い雰囲気の支社では(一般職の)女性は結婚したらやめるよねという雰囲気もまだ僅かに残っていました)でした。
10年くらい前から東京本社のいわゆる(先進的な部署)で男性が育児休暇を1日・2日から長くて1週間程度とるようになりました。
早期登用の若手管理職(課長)の1年間の有給の取得→私の仕事量が増加
そんな中、早期登用(最近弊社でも流行り)で抜擢された隣の課の若手管理職(課長)が1年間の有給を取得することになりました。
補充要員は30歳の主任のみ。課長の権限の一部は副部長が代決、一部は係長に移譲され、私(万年係長)は隣の課と兼務となり、仕事量が増大。
昨今の風潮で表立って反論や文句をいうことはできませんが、モヤモヤが止まりません。
私が昇格するわけでもなく、基本給が増加するわけでもなく、単純に仕事量が増加(まぁ残業代は増えますが)。私の上の子の時は男性社員の育休をとる雰囲気はなく(本社のイケてる部署でかつ人事部の意向を受けたエリートが数日の男性育休をとってもてはやされていました)、下の子の時も当時の課長がとられてはくれませんでした(下の子の時はごり押ししたらおそらく数日は取れた気もしますが)
モヤモヤの原因はなんだろう
このモヤモヤの原因は何だろう。自分の仕事が増えたことへのいら立ちだけではないはず。
もし育休をとったのが若手女性社員で、その分私の仕事が増えたとしてもそこまでモヤモヤしなかったはず。
やはり、「男性」かつ「若手登用」かつ「管理職」という3つが揃ったときに私の心の嫉妬心・怒りがモヤモヤを発生させた気がします。
早期登用に応募したのに育休かという万年平社員のひがみが爆発。今の時代、表立って反論や文句をいうことは非国民扱いされるだろうし、なんともいえないモヤモヤでいっぱいです。
1年間育休とっても彼は課長。私は係長・・・。
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