6月のある日、玄関先で羽のある大きなアリを発見。
羽があること、体が大きなことから、新女王アリと判断しました。
おそらくクロヤマアリです。
女王アリとは
いつ会えるの?
風がなく、蒸し暑い、晴れかくもりの日の午後にあちこちの巣から出てきます。
どんな感じ?
羽のあるアリです。ハチの親戚といわれる昆虫です。
大きいほうがメス、小さいほうがオスです。
結婚飛行
羽のあるアリたちは夕方、近くの草にのぼり、空中へ。
いろんな巣からきたアリが入りみだれて飛びます。
メスは空中で仲よくなったオスと結婚し、一生たまごを産みつづけられるようになります。
羽をおとす
メスは結婚後、地上におりて羽をおとします。
かんたんに落とせるようになっています。
寿命
女王アリは10年から20年、なかには30年くらい生きるものも。
いっぽうはたらきアリは1年から1年半です。
オスは結婚飛行後、そのうち死にます。結婚できるオスは少なく、ほとんどは結婚せずに死にます。
捕獲後の流れ
ほんとうは先にキットを買っておくといいです。
- アリをなにかの容器に入れてとく
- 乾燥を嫌うため、湿らせたコーヒーフィルターを中に入れておく
- アリの巣キットを購入する
- アリの巣キットを作り、アリを入れる
うちが使っているアリの巣観察キット。
遠沈管は、捕まえてちょっと保管するのに便利。
新女王アリはいつ羽をおとすのか
運良く捕獲したのはいいけど、羽がついた状態。いつ羽を落とすのだろう。
うちの場合は、捕獲から2日後に羽を落としました。
羽を落とさなかった場合、結婚飛行前のアリの可能性が高いです。
新女王アリにえさは必要?
なくても大丈夫です。
はたらきアリが食べ物を用意してくれるようになるまで、羽を動かす筋肉を体の中でとかして食べものがわりにします。
とりあえず…
新女王アリの捕獲に成功したら、まずはアリの巣キットを購入し、羽が落ちるのを待ってみてください。
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