千葉県・市川市にある「道の駅いちかわ」。地元野菜や特産品が並ぶこの場所に、まさか本格イタリアンの名店があるとは——。
今回訪れたのは、「トラットリア アルポンテ」。日本橋・浜町に本店を構える有名イタリアン「アルポンテ」の姉妹店です。道の駅に併設されたとは思えない、本格的な料理と落ち着いた空間で、素敵なランチタイムを過ごしてきました。
トラットリア・アルポンテ
道の駅の開放感ある建物の中に、カジュアルながらも落ち着いた空間が広がります。席数は約60席。天井高く、テーブル間隔もゆったりしており、家族連れでも安心です。


本格イタリアンなのに配膳ロボットが活躍
本格的なイタリアンの割には、店員さんが少ないのが第一印象でした。その代わりに店内にはガスト等のファミレスで活躍している配膳ロボットが動き回っています。
席の案内、最初の水、注文は店員さんが対応してくれますが、配膳はロボットがやってくれる形式。この方法で価格帯を下げているんだなぁと企業努力を感じました。
席の案内や注文は店員さんが対応してくれるので、ストレスはほぼかからなかったです。なお、お会計もセルフレジでした。
モルタデッラ(ハムの盛り合わせ)(980円)
前菜としてモルタデッラ(ハムの盛り合わせ)を注文しました。

思ったよりもハムの盛り合わせが豪華で量があり、これだけでも結構お腹がいっぱいになります。

ハムは2種類あり、脂もついているハム(上)と少し堅めのハム(下)。上のハムはフワフワで柔らかくていい感じ。下のハムは塩味がいい塩梅でした。
前菜(スープとサラダ) 180円
メインメニューに加え、オプションで前菜を追加しました。前菜は180円ですが、昔は無料(メインメニューを注文したらついてきた)。

まずはスープ。180円の前菜とは思えないくらいのしっかりとした味わい。コーンが粒粒でおいしいです。

お次はサラダ。サラダは量が多い!新鮮な野菜がシャキシャキ。
ホンビノス貝と贅沢な海の幸のトマトソースパスタ(1,680円)
メインはパスタ。道の駅でも売っていましたが、千葉県では「ホンビノス貝」が最近の名産・売りのようです。
ホンビノス貝は、北米原産の二枚貝で、日本では2000年頃から繁殖し、特に東京湾や大阪湾で漁獲されるようになりました。ハマグリに似た見た目をしていますが、肉厚で濃厚な旨味が特徴です。価格も手頃で、さまざまな料理に活用できます(ネット検索)

ホンビノス貝とアサリがどっさり。
海鮮パスタだけあってエビもしっかり入っています。

パスタもいっぱい入っています。ホンビノス貝の出汁とトマトソースがうまく絡み合ってとてもおいしいです。

生ハムとルッコラのピザ(1,680円)
さらに追加で生ハムとルッコラのピザも注文しました。本格的な石窯で焼かれたピザが登場。ルッコラがめっちゃ載っている。
生ハムの塩味と新鮮なルッコラが柔らかいピザと一緒に食べると口の中で絶妙な味に。

都内の有名店の味が、市川で、道の駅で、こんなにも気軽に楽しめるとは驚きです。
素材の味を生かしたシンプルながら丁寧な調理、地元野菜と魚介のうま味が存分に引き出されていて、大満足のランチでした。
ファミリーでも、デートでも、ちょっと特別な一人ランチにもおすすめ。
道の駅なので、駐車場・立地は抜群。
ランチ後は、道の駅いちかわの産直コーナーでお買い物。市川の新鮮野菜、地元産のパン、ジャムなどが並んでいて、見て回るだけでも楽しいです。
トラットリア・アルポンテ – 北国分/イタリアン | 食べログ
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