我が家に太陽光発電設備を設置したのは2023年2月。2021年~2022年に電気代が高騰し、我が家が契約していた電気業者も電気事業から撤退。東京電力に切り替える際に、太陽光発電の設置を検討しました。
電気代が高騰する中、太陽光発電設置で電気代の節約、エコでお勧めという声も聞こえる一方、
太陽光発電の売電価格(fit価格)も年々減額となり、太陽光発電は儲からない、損をするという声も聞こえてきます。
我が家の1年間の収支結果をまとめてみましたので、これから太陽光発電の設置を検討される方の参考となれば。
我が家の太陽光発電設備・導入費用概要
太陽光発電の収支の計算の前提として、我が家の太陽光設備の発電量・購入費用をまとめてみました。
注1:総容量は3.325KWと少し小さめです。一般の戸建て家庭の場合は3KW~5KWが大半で平均的 には4KW程度。屋根の形状でギリギリ頑張って3.325KWとなりました。
注2:これとは別に市の補助金が4万円ありました。また外部電源を設置(2万円)しているので太陽光発電の純額(市の補助金分控除、外部電源分控除)すると113万円程度。
太陽光設備の設置については複数の業者に見積もりをとり、値下げ交渉等も行いました。我が家のパネルは純国産の長州産業製ですが、その他京セラ製等もありました。
<太陽光発電設置までの流れはこちら>↓
蓄電池は、色々悩んだ結果、単価が100万円程度するため、断念。蓄電池を付ける場合は、収支でもとをとるより、停電・災害に備えることを重視する人にお勧めです。
蓄電池については最後の最後まで悩みました。電気代高騰対策の目的もあったのですが、
災害・停電に備えたいという希望もあり、太陽光発電の導入を検討。
ただ最終的には単価が現時点では100万円程度するため、断念。
技術進歩により価格が下がったらまた検討しようと思います。
1年間の収支結果
我が家は蓄電池を設置しないため、当然夜は東京電力から電力を購入する事となります。そのため
収支としては、「①余剰電力(昼の発電量ー昼の使用量)の売電金額」+「②昼の発電による電気代の節約分」の合計としました。
余剰電力(昼の発電量ー昼の使用量)の売電金額
売電金額はfit価格17年/kwnにて1年間で、40,783円となりました。
内訳は以下の通りです。
昼の発電による電気代の節約分
電気代の節約分は1年間で計▲102,230円となりました。
内訳は以下の通り。
1年間の収支結果と考察
①余剰電力(昼の発電量ー昼の使用量)の売電金額が40,783円、②昼の発電による電気代の節約分が▲102,230円のため、太陽光設備導入による年間効果は①+②にて計143,013円となりました。
太陽光発電設備の純導入金額は113万円のため、約8年で元が取れる計算となります。発電量が減少したとしても10年もあれば元がとれるのかなと想定。
まとめ
太陽光設備の導入費用は113万円に対して、年間の効果が14万円程度のため、8年間あれば元が取れる計算になります。
ただし、太陽光パネルの耐用年数は20年程度なので、私はメーカー保証が25年の純国産製の「長州産業」のパネルを選びました。
メーカーから直接購入・設置はしていないため、設置業者に見積もりを依頼する必要があります。
設置業者によりパネルの種類や価格が異なるため複数社(私は住宅を購入した住宅メーカーを含め4社見積をとりました)から見積を取る必要があります。
見積をとるだけなら無料ですし、サイトを経由すればしつこい勧誘電話もないので、サイトから見積をとりました。太陽光パネルの設置を検討されている方はまずはサイトからの見積もりを取ることがお勧めです。
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