↓緑内障の検査、治療開始のお勧めの記事はこちら。(親族に緑内障の人がいる人は、早めに精密検査を受けた方がいいです。2,000~3,000円なので、安心を買うつもりで。
主治医から緑内障の手術を勧められた場合にまず確認すべきこと
- 点眼治療では眼圧をこれ以上眼圧を抑えられないのか
- 術式や合併症のリスクについて
- 今すぐしないといけないのかどうか
点眼治療ではこれ以上眼圧を抑えられないのかどうか
点眼治療薬は色々な段階があり、1種類の点眼薬のみで、眼圧が下がらない場合は、2種類の点眼薬、さらに3種類の点眼薬と眼圧を下げる効果のある点眼薬を組み合わせることが可能です。手術を勧められた際は、点眼薬変更で眼圧を抑えられないのかを一度確認することがお勧めです。
術式や合併症のリスクについて
緑内障の術式は主に2種類。レーザー治療を含めて3種類。
レーザー治療
レーザーを照射することによって、細胞を活性化させ、眼圧を下げる方法。5~15分程度で終わるものであり、点眼治療と手術の間に位置するような治療法。
線維柱帯切開術
初期の患者向け。眼圧を下げる効果は、レーザー治療に比べるとあるものの、「線維柱帯切除術」に比べると低い。ただしその分リスクも低い。
線維柱帯切除術(トラベクトミー手術)
緑内障で最も一般的な手術。眼圧を下げる効果は一番あります。その分、リスクも大きい。
今すぐに手術をしないといけないのか
緑内障でも「急性緑内障発作」は一晩で失明してしまうこともあるので、緊急手術的に実施する必要がありますが、開放隅角緑内障等の眼圧が高く、視神経を徐々に痛めるものは、今すぐ手術する必要があるかは念のため確認しておいた方がいいです。
手術に当たってセカンドオピニオンを受けるべきかどうか。
主治医と執刀医が異なる場合は、ある意味主治医がセカンドオピニオン的な立場になるため、かめさんとしては、手術自体のセカンドオピニオンは別に受けなくてもいいと考えます。
かめさんも相当悩みました。
執刀医の先生は、「若い体力のあるうちに手術した方がいいよ」
となんとなく「切りたい感」が全開。
「(執刀医の)先生、手術した方がいいのでしょうか・・・。不安です」
執刀医の先生は業界ではかなり有名な先生ですが、
説明下手な所もありますね。不安なら、別の有名な先生を
紹介しましょう。また私も、今のうちに手術をした方がいいとは
思いますが、緑内障の進行は遅いので、1年や2年程度、点眼治療を
継続してみても、大丈夫ですよ。
セカンドオピニオンを受ける場合は、「日本緑内障学会」の委員等の先生にセカンドオピニオンをしていただければ不安は解消します。
緑内障の判定は難しく、先天的に眼圧が高いといった場合もあるため、緑内障かどうかの判定はセカンドオピニオンを貰った方がいいとのネット記事もありました。
一方、手術についてはセカンドオピニオンに関する記事はほとんどありませんでした。逆に手術を受けなくても大丈夫という医者を探す行為(オピニオンショッピング)を繰り返すうちに、間に合わなくなってしまう等の記事がありました。
オピニオンショッピングって、事業法人による「監査法人」
の選択のようですね。
手術の影響・効果について
手術の影響・効果は以下の通り。詳しくはまた手術・入院の記事で記載しますが、まとめると以下の通りです。
手術の痛み
- 手術の痛みはほぼありません。目の奥をいじられているという感触あり
- 麻酔が覚める当日の夜は多少痛みますが、痛み止めの薬でじ~んと痛い程度
- 翌日にレーザーで手術に使用した紐を切ります(これが一番痛かった)
- 炎症を抑えるため、手術の翌日~3日目まで、眼球に注射。献血の注射程度の痛みですが、これが一番テンションが下がりました。
手術後の目の見え方
- 手術した目は1週間程度はぼやけてしまい、多少異物感が残ります。仕事に復帰した際は、手術した目としていない目で見え方が異なるため、多少胸焼けがして気分が悪くなることも。
- 1か月たてば違和感やぼやけもなくなります。
- 眼圧は手術すると相当さがり、点眼は不要になります。
総合的に考えて信頼できる主治医からの勧めであれば緑内障手術を受けるのがお勧め
手術はどうしても嫌だという方は、こちらをまず試してみるのもありかも
コメント