石破首相を初めとする自民党による外国人優遇政策が続く日本。Xで保守の論客として注目されている橋本琴絵氏による2024年2月の著書。
以前から気にはなっていたので手に取って読んでみました。
橋本琴絵氏はこんな人
昭和63年(1988)、広島県尾道市生まれ。平成23年(2011)、九州大学卒業。英バッキンガムシャー・ニュー大学院修了。広島県呉市竹原市豊田郡(江田島市東広島市三原市尾道市の一部)衆議院議員選出第5区より立候補。
2017年の衆議院選挙で希望の党から立候補されて、落選されているみたいです。衆議院選挙に立候補されていたのではX等で知っていましたが、イメージとしては日本保守党や参政党のイメージだったので、希望の党から2017年から立候補されていたのは意外でした。
Xを見ると相当の子だくさんな方のようです。
本書について
読んでみてどう判断するのかは個々人の自由だが
215頁あるが、だいたい1時間程度もあれば読み終えることができるので気軽に読めます。
2024年の初めに発行された本なので、時事問題(イスラエル・ハマス、ロシアのウクライナ侵攻)やLGBT問題等を事例に著者の考えが記載されている。
保守傾向の強い本ではあるので、第二次世界大戦や南京事件、原爆投下、靖国神社等についても触れらている。
保守派の若手女性論客としての視点であり、歴史好きならば概ね知っている事を改めてわかりやすく記載しているイメージ。215頁なので深く論説というよりは広く浅く保守的な考えを述べている。
特徴的なのは著者の出身地である広島弁で書かれている(題名のわれ正気か)。あえて広島弁の口語調で記載している理由は冒頭に著者が説明しているのでここでは割愛。
最初は広島弁の口語調は読みにくかったが、読み進めていくうちに慣れてきた。
いい意味でも悪い意味でも令和の戦争論/小林よりのり著のような一冊であった。
ただ小林よしのりが戦争論を書いた30年前の1995年と異なり、現在の日本の国力は衰え、ポスト冷戦どころかウクライナ戦争、中国の海洋進出等、日本を取り巻く環境は悪化している現在。読んでみてどう判断するのかは個々人の自由だが若者は一度読んでみるといいと思った。
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