千葉県の農産物直売所へ
コロナ禍の影響もあり、スーパー等へ買い出しに行く機会よりも、生協等の宅配で生鮮食品等を購入する事が多い日々。お肉やお魚だけでなく、野菜も新鮮なものが食べたいなぁと思い、農産物直売所で買い物することに決めました。
夫婦ともに地方出身という事もあり、直売所といえば、JA(農協)のイメージがありましたが、東京近郊で農協の直売所を探すとほとんどありませんでした。(注1)
Googleで検索して、東京近郊で発見できた直売所は草加にあるJAさいたまの直売所か、船橋市にあるJAちば東葛の直売所しかなかったので、比較的近いJAちば東葛の直売所の「ふなっこ畑」へ行ってみました。
(注1)後から調べると東京都内にもJAがありました。練馬区では畑を見る機会もあるので、都市近郊型農業を支えるためにJAが存在しているようです。
※さらに調べてみると世田谷の桜新町にJA世田谷目黒というJAがありました。またファーマーズマーケットもやっているようですが、信用事業(銀行)、共済事業(保険)が中心と思われます。
JAちば東葛の「ふなっこ畑」に到着
東京から、車で1時間弱かけてJAちば東葛の直売所へ到着。JAちば東葛ってそもそもなんて読むのだろう・・・。調べてみたら、「ちばとうかつ」と読むようです。
幹線道路沿いにあり、真正面には結構大きなマンションがあり、地方のJAの直売所というよりもパット見た目はスーパーのような感じです。ただ、JAの支店の隣にあり、駐車場は広く、車は駐車しやすかったです。
店内の雰囲気
店内は結構広く、色々な農作物がありました。お肉とお魚も多少はありましたが、基本は野菜等が中心。JAの運営している直売所だけあってAコープの商品もありました。
ただ、私のJAの直売所のイメージとしては、その地方の農産物を中心として置いてあり、その他として北海道や他の地方の農産物があるイメージでしたが、「ふなっこ畑」は、千葉の農作物よりもその他の地方(茨城や長野)の農作物が多かったように感じました。
生産者の方によっては、野菜を12時と13時に補充されていたり、その日の朝〇時に収穫したという表示をしてあったり、これぞ直売所の醍醐味です。スーパーの野菜等と比較して、価格面でそんなに変わらなかったり、少々高いような印象を受ける商品もあります。しかし仲卸業者を介さず収穫したものをすぐ消費者に売るので、こちらの商品のほうが日持ちします。
店内にはジェラート屋がありましたが、緊急事態宣言下ということで休業中でした。また、正面玄関の外には魚屋の移動販売車もありましたが、残念ながら時間の都合上見ていません。
正面玄関付近にはJAちば東葛管内の農作物コーナーがあり、中でも小松菜が一押しのようだったので、小松菜のパウンドケーキを購入。その他、粉末の小松菜や小松菜カステラもありました。
小松菜ジェラートも売っていました。
小松菜パウンドケーキ
JAちば東葛は「野田市全域、我孫子市全域、柏市・船橋市の一部」を管轄しているJAとの事(JAのHPより)。
西船橋は「小松菜」が名産との事であり、その小松菜のパウンドケーキ。西船橋といえば、ふなっしーで有名な梨ばかりが名産と思っていましたが、小松菜が名産とはしりませんでした。JAちば東葛の西船橋葉物共販組合の小松菜は、エコーファーマー認定(注2)を受けているようです。
(注2)エコファーマーとは…持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(略称:持続農業法)に基づき、土づくり、化学肥料・化学合成農薬の使用低減に一体的に取り組む計画(目標達成年度を原則として5年後とする)について、県知事の認定を受けた農業者を言います。(農林水産省)
小松菜パウンドケーキは、「JAちば東葛」と「あすなろベーカリー」による共同開発商品。製造者は社会福祉法人となっていました。
生地の緑色はご自慢の小松菜です。あとラム酒、具材には小豆とうぐいす豆が入っていました。この小豆、きっとこだわりなのでしょう。大粒で高級な小豆、大納言鹿の子が使用されています。
周辺状況~子育て家族に嬉しい場所~
ふなっこ畑の近くには、「行田公園」がありました。朝イチで行田公園へ子供を連れて遊びに行き、ふなっこ畑でジェラートを食べ、野菜等を買って、家に帰れば結構楽しいかなと思います。おにぎりや総菜も売っています。
ただ東京から「ふなっこ畑」へ行くには、亀戸・小岩を通って、千葉に入り、市川・船橋を通っていきます。距離は近いのですが、千葉街道は結構混むので、意外と時間がかかるのが難点。
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