はじめに:両国の路地裏で見つけた「モンゴルの風」
相撲の聖地・両国。江戸の情緒が残るこの街を歩いていると、ふと目に飛び込んでくるのが「モンゴル料理 ウランバートル」の文字です。

以前訪れた寿司居酒屋「杉玉」の近くということもあり、以前から気になっていた一軒。
ここは、モンゴル出身の元力士が店主を務めるという、まさに両国ならではのバックグラウンドを持つお店です。「モンゴル料理ってどんな味?」「羊肉は癖が強いのでは?」そんな期待と少しのドキドキを胸に入店。


相撲とモンゴルが融合した唯一無二の店内
店内に一歩足を踏み入れると、そこにはモンゴル国旗と日本国旗が誇らしげに並んでいます。

壁には番付表が飾られ、随所に「相撲感」が満載。元力士のお店であることを肌で感じ、食事への期待が高まります。

まずは乾杯!美容にも嬉しい「黄金のサワー」
席につき、まず注文したのは「チャツァルガンサワー(600円)」

チャツァルガン(シーバックソーン)は、モンゴルで「砂漠の黄金」とも呼ばれるビタミン豊富な果実です。 一口飲むと、驚くほどさっぱりとしたフルーティーな味わいが広がります。酸味と甘みのバランスが抜群。
お酒が進む!「もつのピリ辛グゼーニサラダ」の衝撃
次に注文したのが、「もつのピリ辛グゼーニサラダ(680円)」。 モンゴル料理にモツがあるとは意外な発見でしたが、これがまた絶品でした。
絶妙なバランス: モツのプリッとした食感と、野菜のシャキシャキ感が完璧に調和しています。
癖になる旨辛: ピリッとした辛さがモツの旨みを引き立て、箸が止まりません。

ピリ辛モツが癖になる旨さ。辛さと旨みのバランスが絶妙。

モツとサラダのバランスが絶妙。モツの辛さと触感とサラダのシャキシャキ感が絶妙。

童心に帰る味わい。名物「ナーダムホーショール」
モンゴルの国民的行事「ナーダム」の名を冠した「ナーダムホーショール(450円)」は、絶対に外せない一品。

教科書で読んだ「スーホの白い馬」の舞台、モンゴル。そんな遠い異国に思いを馳せながらガブリと一口。
小籠包のように肉汁が溢れ出すタイプではありませんが、凝縮されたお肉の旨みがダイレクトに伝わってきます。シンプルながらも力強い、大地の恵みを感じる味でした。

羊肉の概念が変わる?「羊レバー炒め」と「マントゥ」
本日のメインディッシュは「羊レバー炒め(780円)」。 羊のレバーと聞き、「癖が強いのでは?」と身構えましたが、良い意味で裏切られました。
素材の良さ: 鮮度が高いのか、レバー特有の臭みもありません。
驚きの食べやすさ: 牛レバーよりも癖が少なく、非常にマイルド。

羊のレバーって癖があるのかな。ドキドキ。

牛より癖が少ない。食べやすい。

ここで一緒に注文したいのが、自家製蒸しパンの「マントゥ(180円)」。 その名の通り、日本の「饅頭」のルーツとも言われる蒸しパンです。最初はデザート感覚で注文してしまいましたが、食べて納得。このふわふわのマントゥに、羊レバー炒めの濃厚なタレを絡めて食べるのが正解です。次回は必ずセットで注文しようと心に決めました。

まとめ:新しい食の扉を開けて
初めてのモンゴル料理体験は、驚きと満足感に満ちたものになりました。 元力士の店主が作る料理は、どれも誠実で力強く、そしてどこか優しい味わい。
両国で「いつもと違う、でも絶対外さないランチ」を探しているなら、ぜひ「ウランバートル」の暖簾をくぐってみてください。
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