【観光】柴又帝釈天~矢切の渡し~矢切

40代夫婦の体験談
概要

 寅さんで有名な柴又へ。柴又帝釈天を観光の後、山本亭でお茶。

 山本亭の庭園、部屋を楽しみつつお茶をした後、川千家へ。

 川千家で鯛や鰻のあらい、どじょうの柳川を食べた後、有名な矢切の渡しで江戸川を渡って矢切へ。

 矢切駅近くの中華料理「麺王」でさらに食べて大満足な柴又観光となりました。

柴又帝釈天

 柴又へ。柴又といえば寅さん。東京にいるものの、亀戸天神などへは行ったことはありましたが、さらに東というか千葉との境にある柴又へは行ったことがなかったため、行ってみました。

 柴又の帝釈天までの参道は、色々なお店があり、浅草のような雰囲気。浅草と同じく、下町と観光地がごちゃまぜになった雰囲気。

 参道を通って帝釈天へ。

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日光東照宮でも見ましたが、かなり丁寧な木の彫り物。帝釈天がいつ建立されたのかはわかりませんが、少なくとも江戸時代とかでは、人の手間という点ではある意味権力者は好き放題かけられたため、このような丁寧かつ細かな細工ができたのかもしれません。

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山本亭

 帝釈天を通り抜け、矢切の渡しに向かう途中にあった「山本亭」
山本亭は伝統的な書院造で和洋折衷な建物。重要文化財指定ながら、中でカフェもあるらしい。このような落ち着いた家に住みたいものです。

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立派な日本庭園

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 往時がしのばれます。

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  洋間。書院造の和風の建物の中に暖炉もあるこのような洋間があるっておしゃれだなぁ

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 明治時代か対象頃の電話。家に電話があるって当時かなりのお金持ちだと思われます。昭和の初期でも全戸に普及していないとはいえまだ世間に普及はしていたと思われる電話ですが、明治時代とかの電話は今でいうと何に当たるのでしょうか・・・・。

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 庭園を見ながら、喫茶もできます。

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山本亭 – 柴又/甘味処 | 食べログ (tabelog.com)

川千家

 山本亭でカフェをした後に、矢切の渡しへ行こうと思いきや、意外とお腹が空いてしまい、また柴又帝釈天の方へ。参道を歩いていると、鯉や鰻で有名な「川千家」を発見。

 かなり人が並んでいましたが、柴又まで来たのだからと並んで待つ。結構人がいましたが奥の広いスペースでゆったり待つことができました。

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 ランチのコースを頼もうかと悩みましたが、色々なものが食べたい!ということでアラカルトで注文することに。


【左/鯉あらい(1,100円)、右/うなぎあらい(1,100円)】
 川千家へ来た限りは鯉と鰻を食べなければと、鯉あらいとうなぎあらいをそれぞれ注文。川魚ってこんなに美味しかったんだ。

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【どじょう柳川/1,800円】
 浅草でも有名な柳川鍋。どじょうを玉子を優しく包み込んでくれます。

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 やはり鰻といえばかば焼きでしょう。

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 川魚以外に刺身も注文。

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 川千家 (かわちや) – 柴又/うなぎ/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

矢切の渡し

 川千家でお腹いっぱい食べた後、矢切の渡しで矢切へ。

和船をこぐ、気の軋みがいい音を奏でている。

柴又側から江戸川を渡って松戸市へ。京成矢切駅方面に土手を上がって向かう。

らーめん 餃子 麺王

 矢切駅の近くに美味しそうな中華料理屋を発見。

黒胡麻担々麺セット

 チャーハンがついてくるのが嬉しい。

スープ水餃子 

 餃子がもちもちして美味しい。

焼き餃子と鶏のから揚げも注文

 餃子の皮がもちもちしてる。

麺王 矢切駅前店 – 矢切/中華料理/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

柴又の寅さんの再考

  寅さんを見たことがない私にとっては、寅さんは下町の人情味あふれる映画というイメージでしたが、全話見た友人の話によると、寅さんはけっこう下ネタも多く、もし家族で見た場合、若干気まずい雰囲気になるかもとのこと(友人談)。

 内容は、ほぼ全話ともにちゃらんぽらんで(どちらかといえば人情味があるというよりクズに近い)寅さんの巻き起こすドタバタ劇とのこと。
 
 基本的な話の流れはほぼ全話同じとのこと。話の筋が同じというのは、水戸黄門等と同じで、単純ながらも安心感をもって見れるという点でいいのかもしれません。

 最近(といってももう20年以上前くらいからでしょうか?)はドラマでも色々なコンプライアンスに配慮したり、漫画や映画でも悪役にも悲しい話があり、それぞれの背景があり、善悪一元論でくくれないような内容が多い気がします。

 そのような話は、自分に時間や心に余裕があり、じっくり味わうにはとてもいいのですが、忙しいかったり、余裕がない時は、けっこうめんどくさくなってしまいます。

 バブルがはじけた20年以上前は、日本社会も成熟し、高度成長期やバブルの時のように頑張ればどうにかなる、善悪二元論では割り切れないような話がもてはやされた気がします。

 今のドラマや映画もその流れを受けて、さらにコンプライアンスやダイバーシティーといった新たな概念により話が複雑化している気が。

 一方、日本社会は成熟化したのはいいのですが、バブル崩壊直後や20年前(既にバブルはじけて不況でしたが、まだ失われた10年レベルでいずれITやネットで社会はよくなるという希望がまだあった時代な気がします)とは異なり、生活にもさらに言えば気持ちにも余裕がなくなっている気がします。

 このような余裕のなくなった時代だからこそ、単純なストーリーが改めてもてはやされる気がするのは私だけでしょうか。

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